褒め言葉

育児書には、「褒めて育てる」と書いてあります。もちろん、子どもは、褒められることによって、喜び自信を持ち能力を伸ばすなけまとにも繋がります。大人でも、褒められるイコール認められたことに嬉しいの気持ちになると思います。

しかし、子どもにどんな時でも褒めればよい、という訳ではありません。子どもは親が思っている以上、言われた概念を無意識に守ろうとして、良い子でいなくては…とか良い子だと褒めてもらえると親に気を遣っているのです。自分の思ったことを我慢して良い子になろうとすることの積み重ねがその反動として、問題行動として表れることがあります。育て方が悪いのではなく、受け取り方によるのです。相談に来室する保護者の多くは「聞き分けの良い子でした」「おとなしい子でした」と言います。

自分の思ったことを素直に表せる環境、言葉かけが大切です。現状の問題点を改善するために、原因を見つめ直しながら原点に戻り解決に導いていきます。