家族関係は鏡の中の自分

鏡の法則 - 家族の絆最近子どもが母親の私に話しかけてくれない・・・。何か学校であったのかしら?

子どもの心は読みにくいもので、子どもの態度に変化が現れると親はその原因を外に求めます。

そんな時、カウンセラーの私は子どもの様子ではなく、相談に訪れた本人(母親)と旦那さんの仲や生活風景を聞いてみます。

すると、ほとんどのケースで「最近は倦怠期であまり口を聞いていない・・・」とか「夫に対して優しさを持って接していなかった・・・」「夫と生活時間帯が会わなくて顔も合わせていない・・・」などの答えが返ってきます。

お子さんのことで相談に来た母親は、「私は子どもの相談に来ているのに!?」と不思議そうな顔をしますが、カウンセラーの私は、では来週来た時に解決策をご提案しますので、ひとまずいまは旦那さんとの関係を改善し、旦那さんに優しくしてあげてください。仲良い両親を見ればお子さんもきっと安心しますから、とアドバイスをしてセッションを終えます。

何の解決にもつながらないカウンセリングを受け、クライアントさんは少々不満顔で帰宅しますが、その一週間後のカウンセリングの時には決まって「嵯峨さん、なんだか分からないけれど最近子供から私に話しかけてくるようになったわ!なんでだろう??」という報告があります。

心理学ではこれを鏡の法則といいます。

自分の態度は他者からの態度となって鏡の中を覗いているような形で自分に返ってきます。

自分に近い存在の夫に対して冷たくすれば、自分に近い存在の子供から冷たくされる・・・ということです。この法則を逆手に取り、自分の態度を変えれば相手の態度も変わる、というわけです。

人間関係というのは難しいようであり、意外とシンプルなものです。

とはいえ、中々自分自身のことは自分では解り難いものです。

最近、子どもとの関係がうまくいけれど・・・と悩んでいる方は、ご相談下さいね。初回一時間のカウンセリングは無料です。

ぜひ無料カウンセリングをご予約下さい。

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心理カウンセラー : 嵯峨裕子